FAQ
⚫️Q1: 扱われているのは、カールツァイスの双眼鏡のみでしょうか?
現時点では、デルトリンテム、ビノクテムを始めとする、
カールツァイスイエナの双眼鏡、
西ドイツ時代のオーバーコッヘン、
近年のカールツァイスの絶版品 (FLやHTを含む)、
及び ヘンゾルトのダイアリートや、ポロ式双眼鏡、
DIENSTGLAS等の軍用双眼鏡、 等となります。
常に在庫が変動しておりますので、
気になる機種がございましたら、
まずは、お気軽に お問い合わせ下さいませ。
尚、7×42BGA ( 王者 )、7×50B ( Marine )、
オーバーコッヘン ( 特に Bタイプ ) 等は、特に
世界的にも、市場に出回る数が 非常に少なく、
いつ入荷出来るか!? 分からないような状況です。
数ヶ月〜半年以上、入荷出来ない事もございます。
ですので、運良く出会えた時は、ご縁だと思いますので、
機会を逃されないよう、入手される事をお勧め致します。
⚫️ Q2:欲しい製品のリクエストは可能でしょうか?
現状では 基本的に、リクエスト制となっております。
上記でも書いております、当店の取扱いメーカーの機種で、
ご希望の年台や、状態の希望や許容範囲、ご予算、等を、
まずは、お問い合わせフォームよりお問い合わせ下さいませ。
在庫がある場合は、即納が可能です。
尚、スキッパー等の極めて稀少な機種等の場合は、
1年以上の納期となる事もございます。
いずれの場合も、正式にオーダーを頂いた場合は、
前金制とさせて頂いております。
また、リクエストオーダー後のキャンセルは致しかねます事を
ご了承願います。
⚫️Q3: どんな双眼鏡でも、修理は可能でしょうか?
基本的には、デルトリンテムやビノクテム等、
カールツァイスイエナのポロ式双眼鏡や、
オーバーコッヘン、ヘンゾルトのポロ式双眼鏡、
大戦時のDIENSTGLAS等の 軍用ポロ式双眼鏡、
等、「ポロ式のみ」となっております。
ダハ式の修理は扱っておりません。
⚫️Q4: 修理の納期はどれくらいでしょうか?
その時の状況にも寄りますが、
概ね 2週間~3週間 程となっております。
点検のみの場合は、数日程度で返却可能です。
⚫️Q5: 購入した双眼鏡に、チリのようなものが入ってるのですが?
ヴィンテージの双眼鏡の場合、見え味には影響の無い程度の
細かいチリの混入等は、ある事が多いとお考え下さい。
勿論、当方では可能な限り 取り除く努力は致しております。
また、同様に 見え味には影響が無い程度の
細かい拭き傷や、接眼レンズや対物レンズのコーティング傷、
または、コーティング剥がれ等がある場合もございます。
ある意味、現行品の新品 双眼鏡と、ヴィンテージ双眼鏡では、
その存在意義や楽しみ方等、別物であると思っています。
ですので、あまりにも、光学系の状態にシビアな要求をされる方や、
上記のような事が許容出来ない方は、
光学系の部品を新品に交換したような個体か、
( その分、当然乍ら 価格は高額となります。)
または、入手後 気になる箇所の部品を、
ご自分で メーカーに依頼されて、新品に交換されるか、
( メーカーにて、部品の在庫がある機種の場合。)
或いは、最初から ヴィンテージには手を出さず、
現行品の新品を ご購入されます事をお勧め致します。
また、これらの古い双眼鏡は、時代背景として、
世界的に喫煙者が非常に多かった時代のモノですので、
多かれ少なかれ、タバコ臭がする個体も、
決して少なくはないと予想されます。
それ以外にも、オーバーコッヘン等も含めて、
内部のグリスの独特の臭いが強く感じる場合もございます。
勿論、外観も含め クリーニングはしておりますが、
極度な嫌煙家の方や、そう言った臭い等に 異常に過敏な方、
何かと 必要以上に神経質な性格の方は、
ヴィンテージ品や、中古品には手を出さず、
現行の新品を求められる事を 強くお勧め致します。
勿論、当方では、
常識外に臭いが酷い個体 等は 扱っておりませんし、
可能な限りのクリーニング、除菌も行なっております故、
タバコ臭を始め、そう言った類のクレームは、
一切 受け付けません。
こちらも併せて、是非ご参照下さいませ。
https://ameblo.jp/g-rock11/entry-12350837073.html
また、デルトリンテムをお考えの方は、
是非、こちらも お読み下さいませ。
https://ameblo.jp/g-rock11/entry-12383713627.html
⚫️Q6: 少し価格が高いように思うのですが?
仰る通り、決して安くはない、と言う事は重々承知しております。
某オークション等では、例えば デルトリンテムの相場は、
約2〜3万円前後、ということが多いと思いますが、
殆どの場合が、仕入れた製品を 右から左へと 転売される個体で、
プリズムやレンズに、カビや曇りがあるリスク が極めて高く、
( 過去の経験上、50年台〜60年台初期の 1Q デルトリンテムの場合、
ほぼ 100%の割合で 多かれ少なかれ、プリズムに曇りがあります。)
事実、そういった経緯で購入された方からの
問い合わせが後を絶ちません。
また、それらの双眼鏡を修理やメンテに出されると、
いくら本体を安く買えたとしても、
結果的には、非常に高い買い物、となってしまいます。
更に、最も多い悲劇が、
その修理費を惜しみ、ご自分で修理やクリーニングを試みて、
結果的には、双眼鏡を破壊してしまう、と言う事です。
そう言った方も、数知れず いらっしゃいます。
当方で扱う、デルトリンテムやオーバーコッヘン 等は、
安心して ご使用頂けるよう、
1台1台、数日を要して、分解 及び 殺菌処理を行い、
JIS規格 以上にシビアな範囲で光軸を追い込んで 調整し、
可能な限りの クリーニング&メンテナンスを行う事で、
その個体 個体において、最高のパフォーマンスを発揮出来るよう、
機体に敬意を払い、誠心誠意を尽くして、努めております。
外観も手作業で、一台一台、丹念に磨いております。
ですので その分、
どうしても 価格的には 高くなってしまいます事を、
ご理解頂けましたら幸いです。
そういった意味では、
ヤフオク等でよく見掛ける 他の デルトリンテムとは、
「全くの別物であり、一線を画する」と 自負しております。
また、上記のようなリスク等を含めて 総合的に考慮すると、
決して高くはないと考えております。
⚫️Q7: 返品は出来ますか?
製品の性質上、輸送中の破損等、特殊なケースを除いて、
返品は受け付けておりません。
⚫️Q8: ヴィンテージ双眼鏡の普段の手入れ方法を教えて下さい。
50年台〜60年台 辺りの 1Q デルトリンテム は、
特に コーティングが脆く、( 経年変化の影響も考えられますが。)
無水アルコールでも、コーティングが剥がれる場合もございます。
また、リヒター等 古いモデルは、アルコール等によって、
接眼レンズ周りの 塗料が溶け出したりする事もあるようですので、
液体のクリーナー類を接眼レンズに吹き付けたりしないように
された方が良いと思われます。
ですので、普段は セーム革や眼鏡用のマイクロファイバークロス等で、
軽く カラ拭きをされて下さい。 ゴシゴシ拭くのは NGです。
個人的には、ハクバ等から出ている セーム革がお勧めです。
( ちなみに、ドイツのZEISS本社でも セーム革を使用しています。)
大抵の汚れは、セーム革で軽く拭けば 取れると思いますが、
しつこい油分汚れ等が、付着してしまった場合は、
無水アルコールなどを少量 ペーパーに付けてから、
軽く拭かれて下さい。
1Q デルトリンテムの場合、
仮に、少しくらい コーティングが剥がれてしまったとしても、
体感が可能な程、見え味には影響は無いようですので、
それほど 神経質にならなくても良いと思います。
ノンコーティングモデルでさえ、既に素晴らしい見え味なのですから。
尚、オーバーコッヘンや、DIALYT 等は、
無水アルコールで拭いても、全く 問題が無いようです。
また、双眼鏡の最大の敵は 湿度ですので、
使用された後は、ブロワー等で 埃を落としてから、
前述のセーム革 等で軽く拭かれ、
防湿庫や ドライボックスに収納されるようにされて下さい。
湿度が、40%前後の 環境が 最も良いと言われています。
また、適度に使用されるのが最も良いようです。
大切に使用されれば、一生の友になると思われます。