☆修理・オーバーホール・レストア☆

~ ヴィンテージ 双眼鏡の修理 & オーバーホール、レストア 等に関して ~

       ( 注意事項も書いてございますので、

   どうか最後まで、きちんとお読み下さいませ。)

 

※ 修理及びオーバーホールの新規の受付に関してですが、

 お陰様を持ちまして、現在大変混み合っており、

 全てを一人で細々とやらせて頂いております故、

 一月の間に数台しか仕上げられない事もございまして、

 現在、納期の方が半年を越えてしまっており、

 皆様方には、大変ご迷惑をお掛けしております。

 

 作業室は、365日 湿度50%の環境を維持しておりますが、

 数台ある防湿庫も満杯で、お預かりさせて頂いた、

 お客様の大切な愛機の保管場所の確保も難しい為、

 誠に勝手乍ら、しばらくの間、新規の受付を

 一時的にストップさせて頂きたいと思います。

 

 皆様方には、大変ご不便ご迷惑をお掛け致しますが、

 何卒ご理解、ご容赦の程、どうぞよろしくお願い致します。

 

 尚、納期が半年以上でもお待ち頂ける方、またはお急ぎの方等は、

 対応可能な場合もございますので、別途、お気軽にご相談下さいませ。

  

 また、当方は個人で細々とやらせて頂いております故、

 メーカー様のアフターサービスのような低価格でのご提供は、

 残念ながら 致しかねますので、どうかご了承願います。

 

 感謝  BLRM Y'z OPTICAL 代表 鈴木庸生

 2022年9月16日

 

※ 注 1990年以降に発売された双眼鏡の多くは、それ以前のものと違い、

   修理をして長く使う事が前提の設計、構造ではなく、

   買い替えが前提の設計構造となっている事が殆どです。

   具体的には、プラスチックが多用されており、

   組み立てには接着剤が多用されています。

   ですので、1990年以降の製品に関しましては、

   修理が不可の可能性が高いですので、

   ご了承の程よろしくお願い致します。

   当方は基本的に、1980年台以前のヴィンテージ双眼鏡を中心に、

   レストア、修理、オーバーホールをさせて頂いております。 

   ご理解の程、どうぞよろしくお願い致します。

   

 

 ー あなたの愛機が、生まれ変わります ー

 

これまで、デルトリンテム、デルトレンテス、デカレム、

オーバーコッヘン、ビノクテム、デルタレム 、マリーン、

一連の Dialytシリーズ、等、

カールツァイスイエナや カールツァイス、ヘンゾルト、ライツ等の、

ドイツ製の双眼鏡を中心に、戦前戦後のイギリス、フランス、

及びアメリカ等の軍用双眼鏡、

Nikon(日本光学)、FUJINON、PENTAX等の、

日本のディスコン双眼鏡、或いはヴィンテージ双眼鏡、

軍用の各 DIENSTGLAS、旧日本軍の十三式双眼鏡 他 ・・・

お陰様で、これまでに数百台の双眼鏡を修理させて頂きました。

今後とも、日々精進研鑽を重ねて参る所存でございます。

 

また、大変有難い事に、個人のお客様だけでなく、

カメラ店様、光学機器店様、企業様、等からも

ご依頼を頂いております。

 

私自身も、そうなのですが、

これまで長く愛用して来た、愛着ある製品や、

思い入れの強い愛機や愛用品が、

完璧な状態に蘇る事は、時に新品を購入するよりも、

何倍も嬉しいものです。

 

また、単に修理やオーバーホールだけでなく、

外観や、各パーツ類も極力美しく、

仕上げさせて頂いております。

これは、私なりの 双眼鏡に対する敬意の表現です。

 

双眼鏡愛が、私の原点ですので、

その機器の現状に於ける、可能な限りの

最大限のパフォーマンスを発揮出来るよう、

また、最大限に美しく蘇るよう、

1台1台、精魂込めて仕上げさせて頂いております。

 

また、機能の復活を主に重視したオーバーホール、

外観の美観もこだわったオーバーホール、

オリジナル本来の味わいを温存してオーバーホールを行うレストア( 修復) 、

いずれも、オーナー様のご意向に合わせて、行わせて頂いております。

 

「双眼鏡愛には、双眼鏡愛で」応えさせて頂いております。

 

光軸は、以下の画像のように、

約1500m、及び 2000m先の目標物に対して、

左右上下の誤差を限りなく0分に近付ける事を目標に、

調整させて頂いておりますが、温度変化による鏡体の膨張や収縮、

または使用に伴い、数分程度の誤差が生じる可能性はございますが、

特に問題はございませんので、ご安心下さいませ。

あまり過剰に神経質になる必要は無いかと思われます。

 

ただし万が一、大きなズレが生じた場合は、

再調整させて頂きますので、お気軽にご相談下さいませ。

( 尚、双眼鏡の工作精度の問題で、

 3〜5分が限界の場合もございますが、

 殆どの CARL ZEISS JENA の製品( 1970年以前に製造の個体) 、

 ヘンゾルト、CARL ZEISS 、LEITZのポロ機は、

 精密に追い込む事が可能です。)

 

また、光軸、視軸、色んな呼び方がございますが、

英語で言えば、双方まとめて「コリメーション」の事です。

像倒れも含めて、問題なく快適に使用出来るように調整する、

と言う事になるかと思います。

 

 

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とても有難い事に、

お客様には大変 喜んで頂いております。

 

手前味噌で 大変恐縮ですが、

仕上がった双眼鏡を目の前に置かれて、

うっとりしながら、酒の肴にされていらっしゃる方や、

夜 寝る前に枕元に置かれてらっしゃる方、

そのような ご報告も 多くお寄せ頂き、

職人冥利に尽きる思いでございます。

 

NikonやZEISS等、メーカー等で、

「修理不可」という事で返却された個体も、

非常に多く、ご依頼がございますので、

もし メーカー様や、町の修理業者様 等で、

断られた状態の製品であっても、

修理が可能な場合がとても多いですので、

どうか 諦めてしまわれず、

お気軽にお問い合わせ下さいませ。

 

ヤフオク等で、入手されたものの、

プリズムの曇りや、光軸の狂い 等、

何かお困りの方も、お気軽にお問い合わせ下さいませ。

 

グッタペルカの張り替え、プリズムのコバ塗り、

鏡体内部への アルゴンガスの封入、等も、

どうぞ お気軽にご相談下さいませ。

 

尚、お問い合わせを頂く前に、

必ずこちらをお読み下さいませ。

https://blrm-yz.com/free/tyuuiten

 

  

メンテナンス料金に関しましては、

概ね以下のようになっております。

 

決して安価ではないかも知れませんが、

お陰様で、ご依頼を頂いたお客様には、

大変ご満足を頂いております。

 

尚、メンテナンス 及び 修理を受付させて頂くのは、

基本的には「ポロ式の双眼鏡」に限ります。

 

ただし一部、ヘンゾルトやCARL ZEISSの Dialyt 等は、

オーバーホールが可能な場合も多いですので、

お気軽にご相談下さいませ。

 

また、CARL ZEISS Dialyt シリーズ等は、

基本的には、メーカーにてプリズムユニット交換、

と言った形になっておりましたが、、

当方で、プリズムクリーニングを行い、

見え味が蘇った例も、これまでに多くございますので、

気になられる方は、一度ご相談下さいませ。

( 曇りやカビの発生場所によっては、

 クリーニング不可な場合もございます。)

  

● ディオプターの修復・・・ 約12,000円 ~

 

● フォーカスリングのオーバーホール ・・・ 約15,000円 〜

 

● 光軸の精密調整・・・ 約13,000円 ~

 

● 鏡体内部の殺菌 & クリーニング・・・ 約12,000円 ~

 

● プリズム等のクリーニング・・・ 約25,000円 ~

 

● フルメンテナンス& 完全オーバーホール・・・ 約55,000円 ~

 

● プリズムのコバ塗り ・・・ 約5,000円( 1個に付き)  ~

 

⚫︎ アルゴンガスの封入 ・・・ お気軽にお問い合わせ下さい。

 

 

※ いずれも、機種や機器の状態、作業の難易度 等によって、

   価格は変動致します。

 

※ フォーカスリングのトルクが重めがお好みの方は、

 その故 仰って下さいませ。

 通常は軽めで仕上げさせて頂いております。

 

 

光軸調整のみ、ディオプターの修復のみ、

フォーカスリングの調整のみ、等の場合を除いて、

いずれの場合も、

鏡体内部 及び レンズ、プリズムに 特殊な殺菌灯を、

一定の時間 照射する事によって、

カビ菌のDNA を根本から破壊し、再発生を極力防ぐべく、

殺菌処理を行う行程を基本的にセットとさせて頂いておりますが、

ご予算の関係で、省略をご希望の場合は、その故仰って下さいませ。

 

この特殊な波長の紫外線は、

あらゆるカビ菌を死滅させます。

 

尚、当方が販売する メンテナンス済みの、

デルトリンテムや、オーバーコッヘン等の、

ポロ式双眼鏡は、全て この処理を行っています。

 

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● 点検のみ (光軸、プリズムの曇り、汚れ 等)・・・1台 3,900円

※ 但し、点検後、修理依頼を頂いた場合は 頂きません。

 

※ 点検、修理、いずれの場合も、

   往復の送料は、オーナー様にて ご負担願います。

 

以上の内容にて、お受けしております。

 

まずは、お気軽に ご相談下さいませ。

 

宜しければ、こちらもご参照下さいませ。

過去の修理例の記録記事となっております。

https://ameblo.jp/g-rock11/theme-10105446717.html

 

( 現在、修理、オーバーホールの場合の納期は、

 約4ヶ月〜5ヶ月程と なります事を、ご了承願います。

  ※ 点検のみの場合は、即納可能です。 )