★BLRMのこだわり★

5年後、10年後も、曇りが出ない双眼鏡、

50年後、100年後も使用可能な双眼鏡を目指して。

 

BLRM には「コストダウン」の概念がございません。

 

BLRMでは、双眼鏡のオーバーホールに際しまして、

使用するクリーナー類、ケミカル材、グリス等は、

価格よりも、コスパよりも、何よりも、

「品質を最優先」し、常に、その時点で知り得る、

世界最高品質のものを厳選して使用しておりますが、

双眼鏡にとって、より高品質に、より安全にを求めた結果、

2026年8月より、使用するケミカル製品を一から見直し、

刷新させて頂きました。

 

外観からは分からない部分ではありますが、

間違いなく、これまで以上の大幅なクォリティアップとなります。

 

素材を傷める可能性が極力低いもの、

光学系にとって安心出来る安全なもの、

長期間、最高の状態を維持出来るもの、

何よりも「高品質」である事を最優先に、

世界中から厳選した、超一流のケミカル製品を選び抜き、

使用しております。

 

その為、僅か50g 程で、売価6千円を越えるようなケミカル製品も、

少なからず使用しております。

 

これらは、ホームセンター等では入手出来ないものも多く、

レンズのクリーナー類も、無水アルコールや一般的なシルボン紙等は

基本的には使用しておりません。

理由は、BLRMが考える「高品質」の基準には及ばないからです。

 

とりあえず、適当に分解して、

無水アルコールでレンズとプリズムをクリーニングして、

平行器で光軸を合わせて、はい終わり、と言った、

そんな単純なものではございませんし、

それではあまりにも、双眼鏡をナメ過ぎています。

 

双眼鏡をナメてかかり、軽く考える事は、

双眼鏡に対する冒涜とも言えます。

 

双眼鏡は皆様が想像するよりも遥かにデリケートな精密機器です。

使用が御法度な、禁忌の成分も数多く存在します。

 

ホームセンター等で入手が可能なケミカル製品の多くは、

そう言った、双眼鏡には絶対にNGな成分を含むものも数多く存在します。

と言うよりも、NGな製品が殆どです。

 

例えば、世間では超有名な 556や、建材用のシーリング剤等は、

双眼鏡には、絶対にNGです。

 

固着した部分に、556を吹き付ける等は論外です。

絶対に使用はおやめ下さい。

 

BLRMでは、例えば、ピントリングに使用するグリスは、

マイナス30度以上の極寒の環境でも凍らず、

何の問題なく、安定して動作する、

光学機器専用のグリスに、天然由来のモノを調合したりしています。

勿論、古い劣化した元のグリスは、1mm残さずクリーニングを行います。

 

バルサムが切れたり、傷んだレンズの再貼り合わせには、

透過率99%以上を誇り、マイナス50度〜150度でも安定した性質の、

極めて高価な、特殊な光学用接着剤を使用しています。

ですので、オリジナルよりも性能が上がる場合も多いかも知れません。

 

プリズムのクリーニングには、国内では販売されていない、

非常に高価なCARL ZEISSの特殊なクリーナーをメインに、

数種類のクリーナーを使い分けております。

 

また、大英博物館等の人類遺産とも呼べる展示物の保存や、

国宝級の刀剣類の保護等にも使用されたりする、

特殊なケミカル剤等も使用しております。

 

そして、軽視されがち、見落とされがちなのが、

ヴィンテージ双眼鏡の本革ケースです。

当時ならではの、極めて高品質な皮革が使われており、

現在では入手不可能、または製造不可能な、質の高いモノが殆どです。

 

BLRMでは、お客様サービスの一貫としまして、

本革ケースのメンテナンスもさせて頂く事がございますが、

その際に使用する、数種の皮革メンテナンス用のケミカル製品の中には、

ロールスロイスやマセラティ、フェラーリ等の

本革シートのメンテナンス用に使用されるものや、

エルメスやルイヴィトンの革製品のメンテナンス等で、

使用されるものもございます。

 

正直申しまして、これらのケミカル製品は非常に高価なのですが、

安全性とクォリティを最優先し、使用させて頂いております。

 

これらは分かりやすい、ほんの一例ですが、

全て、そう言った基準、価値観にて厳選使用しております。

 

双眼鏡を最大限に、最高水準で蘇らせてあげる為には、

その為に使用する道具やケミカル製品に、コストは惜しみませんし、

一切の妥協は致しません。

品質を犠牲にしたコストダウン等、論外なのです。

 

常に、その時その時、ベストだと考えるものだけを、

双眼鏡ファーストの志の下、クォリティを最優先に考え、

これからも厳選し、使用して行きたいと思います。

 

2026年8月6日

BLRM Y'z OPTICAL 代表 双眼鏡修復士

 鈴木 庸生  Yosei Suzuki